種の種類とターミネーターテクノロジー

by administrator   
19 March 2015

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前回のブログでは、種苗業界ナンバーワンのMONSANTO社をトピックに挙げましたが、今回は種苗そのものに焦点を当ててみようと思います。

今年から有機野菜の栽培に挑戦していることが影響してか、頭の中は野菜づくりで一杯です。まだ2月ですが、春の種蒔シーズンはここでは既に始まって います。 ビニールハウスを使うと天気のいい日だと、外の気温が5度ほどでも中は2025度まで上昇します。 (注:外が雪で氷点下の場合は03度までしか上昇しませんが。。。)外はまだ雪が積もっていますが、僕のビニールハウスの中は春のようです。 このオアシスのような空間で農作業をするとホントに気持ちがいいんです。

サラダや野菜炒めなどを食べる時、食材の野菜はどんな環境で育ったんだろう?なんて考えながら食べる人はほとんどいないと思いますが、いや~、なん か最近そんな風に考えるようになってきたような気がします。 なんか野菜たちがもっと身近な存在に見えてきて、今まで食べてきた多くの野菜もきっと農家の方々に大事に育てられてたんだろな~とか。。

最近は有機農家が増える傾向にあるそうです。 インターネットの普及によって情報の共有によって影響し合い、環境、ECO、健康などに関心を持つ方々が増加しているからです。 消費側がもっと安全で美味しい野菜を求めるか求めないかが、これからの農業の行方を決定すると言ってもいいでしょう、とは言うものの、MONSANTO ようなGM(遺伝子組み換え)主体の種苗会社がダントツで世界第一位なのですから、一般的には種に関する理解はかなり低いのが現実です。

それでは種の種類をご説明します。 (下記の参考サイト(ブログ)から一部を抜粋させて頂きました。)

1. 在来種・固定種

地方の風土に適し、そこで長年栽培されてきたもの。 農民が自家採種した種。昔から行われてきた育種交配による品種です。それがどのような方法かというと、元々野生であったものを農耕用に少しでも食べられる 部分が多く、害がなく、しかも安定的に収穫できるものを選んで選抜してきたということです。 良い状態のものを選べば、良い状態のものばかりになる、という選抜方式です。 F1品種が出てくるまではすべての品種は、この交配方法によって、育種されてき多様です。

毎回個性的な種が採れるため、揃いが比較的よくないと言われています。 手間はかかりますが、毎年自家採種できるので確かな手応えがあります。 ちなみに有機で育てたからといって、種が有機の固定種・外来種であるとは限りません。

2. F1種  

一代交配またはハイブリッドシードとも呼ばれ、異品種をかけあわせて作った雑種(First first filial Generation→頭文字を取ってF1)です。 元々の在来種を自己増殖させて(近親交配みたいなもの)遺伝子的に混じりけがなく、非常にピュアな状態の作物を作ります。 この作物は、品種としてはいけないんだそうです。 これを親種と言います。こうしてできた親種を全く形質の違う別の親種と交配させると、親とは全く違うイイトコ どりをした品種ができます。 これがF1品種です。

ピュアな親のイイトコどりをしても、次の世代には、その形質は受け継がれないという種苗メーカーには都合の良い遺伝の法則があるために、F1品種か ら出来た種を次に播種しても、親のF1品種と同じ形質にはなりません。 なので、基本的にF1種は自家採種していくメリットは低いとされ、ほとんどの農家は毎年、新しいF1種をオーダーすることとなります。 種苗メーカー大手のタキイやサカイの種のほとんどはF1種です。 それらの約半分は種は農薬消毒されている印象があります。

F1種は揃いが比較的よく、作りやすいと言われています。

3. GM種 (遺伝子組み換え種)

様々な植物や生物の遺伝子を組み換えて病気に強い品種やあらゆる目的のために生み出されたもの。 日本では今のところ、直接的にGM種を発売していないと言われていますが、気を抜いてはいけませんね。

僕は個人的には固定種を中心に栽培したいと考えていますが、F1種に反対はしていません。 チョイスの問題だとは思っています。 ただ、種は風に飛んだ花粉などに影響されるのでF1種やGM種と固定種が偶然交配してしまうというハプニングもあり得ます。

 

ところで、ターミネーターテクノロジーをご存知ですか?

タネをつけても芽が出ない、自殺してしまう遺伝子なんだそうです。 恐ろしや~
 

これを作ったのは、ミズーリ州の綿花の種子会社デルタ&パイン・ランドで、特許をミズーリ州農務省と共同取得した。同社 は、1999年種苗メジャーのMONSANTO18億ドルで買収された。だが、「一社による農業支配に通ずる」と反対されたMONSANTOは、同年 10月に開発計画の凍結を発表した。 ~「タネが危ない」野口勲著より~

特許自体はMONSANTOが持っています。 バイオメジャー企業の行く末はこのターミネーターテクノロジーだと懸念されています。各社が開発を進めているといっても過言ではありません。

そう、この手のGM種が問題なのです!! こんなものが日本で実用化されるなんて日が来たらあっという間に固定種・外来種・F1種すべてが抹殺されてしまうことになります。 そして、抹殺されないように作られたGM種のみで作られた野菜が出回ることになるでしょう。 そして、何かの異変でその種が抹殺されてしまうことが起きれば、世界に食糧危機が起こることになりかねません。

野菜の種はあまりいじらず、代々受け継いでいって欲しいものです。

 

 

参考サイト:http://nekotoenpitu.blogspot.jp/2013/05/f1.html 
http://www.tekuteku.net/products/list.php?category_id=490 

http://ameblo.jp/nougyoukonnsaru/entry-11595854429.html

 

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